薬局を開設して数ヶ月、全然患者の来ない薬局薬剤師をしております。
何で薬局設立したの?患者さん来ないね〜。知りません。薬局を持ちたかっただけです。
近くのクリニックの処方を受けてますが、まあ皆さん既存の所に行かれます。
初めはとてもショックでしたが、仕方がありません。私も保守的ですし、いつもの所、に行く事でしょう。そう、いつもの薬局、いつもの薬剤師が安心ですから。
それでもこちらを見ることもなく、他の薬局へ真っしぐら。とても辛いものがあります。薬剤師としてのあなたの強みは?そんなものはない!笑顔と優しさしか無いです。
家族にはもう止めろと言われるし、親には今すぐ閉めろ、と言われています。経営は薬局単独でたりないくらいでしょうか?他のお仕事で何とか生きている。そんな感じです。
何となくは増えている。減ってはいない(当たり前ですが)。何となくぼーっと人々を眺めているのは、なかなか楽しいです。特にお年寄りは今まであまり関心は無かったのですが。
もし薬局薬剤師がどのような仕事をしているのか気になる場合はブログなどでチェックしてもらうのがおすすめです。
処方箋を受け取って処方箋の中身をチェック、その後処方内容をパソコンに打ち込んでお会計の計算と薬袋や薬情の作成、薬のピッキング・調剤、そして服薬指導といった流れが一般的です。
意外と注意が必要なのが最初の処方監査。以下のブログなどが参考になりますが細かい点まで気を使う必要があります。
https://www.hida-centralpark.com/
例えば頓服の処方があった場合、漠然と回数などもチェックします。極端な話、ロキソニン100回分とかだと保険がとおらない可能性も高いです。
では何回までなら良いのかという点ですが、それは同時に処方されている他の薬の日数などによっても変わってきたりするので一概には言えません。
上記で示したブログにも書いてあるようになかなか機械的に判断できないこともあるのが処方箋の中身であり、薬剤師は常に薬の効果や副作用、保険のことや医師との関係性なども色々と考慮に入れています。
今のところ、ワンオペでやっています。たった一人ですが、今までなかなか人間関係で神経をすり減らしていたので、とても快適です。
処方箋枚数が稼げない以外は本当にストレスレスで人生でこんな時期はなかったと思います。
寂しいなあーと思うことはありますが、何とか一人で頑張っている。あ、頑張っていないですね。忙しく有りませんし。
それでも、こんな薬剤師でも必要としてくれている患者さんがいるのです。まあ、そんな薬局を作りたくて開設した、というのも有ります。
周りは独居の方が多い、しかも高齢である。もう限界を超えている患者さんも居て、どうしようもないんだなあーと言う感じです。
私は家族が居ますが、いつも一人ってどうなんだろう、と思います。そんな中、暖かい言葉をかけてもらえたら、何となく嬉しいですよね。ひょっとしたら1日誰ともお話ししていない人もいる事でしょう。
今まではずーっと忙しかった。いくつもの薬局をかけもちしていましたし。なので一休みと言ったところです。
そんな中、私の薬局が見える人がいるのです!それは、インド人、中東の人、ロシア人。めざとく見つけて突進して来ます。
日本人には見えないけれど、ぼーっとして居られない人には見えるのでしょうか?それと徘徊している老人。不思議だ。何で見えるんだろう…怖い感じもしますが、優しい薬剤師として丁寧に接しています。
皆んなもわたしの薬局を見つけて来てくれ〜。